講義案内
24/02/05
工藤博幸教授らの研究チームの国際雑誌 Applied Physics Expreess(APEX)に掲載された論文「Sub-millisecond 4D X-ray tomography achieved with a multibeam X-ray imaging system」が、応用物理学会優秀論文賞を受賞しました。
論文の内容は、マルチビーム光学素子(白色の平行X線を多方向の単色ビームに分けるプリズムに相当する光学素子)と圧縮センシングCT画像再構成を用いて世界で初めて可動部分全くなしでCT撮影ができる新型CT装置を開発して、サブミリ秒時間分解能の動画像を撮影する原理実証に成功した、というものです。
X線は可視光と比較して屈折率が非常に小さく、難易度が高いことに成功した日本発の技術と言えます。
応用物理学会の本件に関するページ:https://www.jsap.or.jp/outstanding-paper-award/recipients46
24/01/29
2024年11月、本学の山口佳樹教授が、公益財団法人日本工学アカデミー(EAJ)の会員に選ばれました。EAJ は日本学士院や日本学術会議と並ぶ三大アカデミーの一つで、国内外の産業や科学技術の発展を支える中核的存在として広く知られています。
今回の選出は、本学での研究活動に加え、NEDO TSCフェローなど多岐にわたる貢献が高く評価された結果といえます。EAJ の一員として今後はさらに産業界や学術界との連携が期待され、日本のイノベーション創出に大きく寄与することが見込まれています。山口教授は、引き続き最先端の研究開発と人材育成に注力し、社会に貢献する多面的な活動を展開していく予定です。
24/01/29
2025年1月11日~14日に米国ラスベガスで開催された IEEE 43rd Int'l Conf. on Consumer Electronics において李 嘉正氏(情報理工学位プログラム博士後期課程)が "A method of detecting port bay numbers and optimizing effects under various weather scenarios" により Session Presentation Award を受賞しました。
発表では、港湾のベイ番号認識改善を目的に、CycleGAN で雨天画像を生成したデータセットを用意し、YOLOv8nに Swin Transformer を統合した検出精度向上について報告しました。
24/01/28
2025年1月22~24日に工学院大学で開催された日本視覚学会2025年冬季大会において,岡 楓莉 氏(情報理工学位P 博士前期課程2年)がベストプレゼンテーション賞を受賞しました。発表題目は「臨界解析とネットワーク解析を用いたEEGからの自発的注意移動の検出」でした。
24/01/14
2025年1月6日~8日にネバダ大学ラスベガス校で開催された2025 IEEE 15th Annual Computing and Communication Workshop and Conference において,前田元氏(情報理工学位プログラム博士前期課程2年,三宮秀次助教指導),三宮秀次助教,亀山啓輔教授,滝沢穂高教授らの論文“Anomaly Detection in IoT Computing Platform Using Self-Timed Data-Driven Processor”がBest Paper賞を受賞しました.