本プログラムの特徴

PBLについて

写真PBLとはチームで課題解決のためのシステムを構築する演習です。
エンタープライズ系PBLでは、実際の顧客に対してヒアリングし、システム設計、実装、テスト、プロジェクト管理を行います。
机上のシステム開発と異なり、実際の顧客へのヒアリングなどを通じて、情報システムの実践的な企画設計力を身に付けることができ、実力を身に付けることができます。
写真は、幼稚園バスのバスロケーションシステムを構築するため学生が幼稚園でヒアリングを実施しているところです。授業の成果は地元企業のIT化に貢献しています。
これまで実際に取り組んだテーマの例は、こちらに掲載しています。また、PBL での活動の様子は、ブログでも公開しています。

PBL発表会について

写真企業の方々も多数参加していただいてPBLの成果発表会を実施しています。この発表会の内容は、日経IT PROにも掲載されました。
実際の顧客に対してヒアリングを行う実践的な高度なPBLとして注目されています。

最新IT動向について

写真最新の情報技術について学ぶため、当該技術の企業の第一人者に講義を実施していただいています。
クラウドコンピューティング、ユビキタス、組み込みコンピュータの最新技術、CELLプロセッサなどを多岐に渡ったテーマを扱っています。
最新技術の内容や今後の動向のみならず、その技術が社会にどのようなインパクトをもたらすのか、また仕事の仕方や、技術者としての仕事をする場合の心得などについても講義で話をしていただいており大変好評な授業です。

インターンシップ

サポート企業の協力の下,ほぼ全ての学生が夏期インターンシップを実施し,企業での実業務を経験しています.

インターンシップ受入先企業の例

 NEC, NECソフト,NTTデータ,キヤノン,ソニー,リコー,
 ルネサステクノロジ,三菱電機,住商情報システム,
 新日鉄ソリューションズ,日本IBM,日立製作所,富士通

受講学生の声

  • 大学と職場の違いが理解できましたし,いろいろ勉強になりました。社内の実際の作業をやらせてもらったことに対して感謝しています。大学の授業だけでなく、職場を経験するのはとても良いと思います。
  • 企業での就労経験を通じて、文章を記述することの大切さ、コミュニケーションの難しさを学ぶことができました。
  • さまざまな分野の学生が参加する今回のインターンシップの経験は実に価値のあるものでした。自分の持つ資質や特徴を異なる分野を専攻する学生と比較することで、これまでより明確に自分の進む方向性が定まったように思います。
  • 外国のプロジェクトメンバーとの電話会議や社内ワークショップへの参加、他大学からの学生との交流など貴重な体験をすることができました。(後輩に向けて)ただ指示された業務 をこなすだけでなく、会社の中で自分が疑問に思うこと、興味をもつことについて積極的に質問したりチャレンジしたりして欲しいと思います。

研究開発環境

写真
写真

本プログラムでは,最新遠隔会議システムとプラズマディスプレイを備えた専用講義室や学生用研究室など,研究環境も充実しています.

  • 最新遠隔会議システムとプラズマディスプレイを備えた専用講義室.
  • グループミーティングスペースやプレゼンテーション用機器を備えたプログラム学生専用研究室
  • プログラム学生には,専用PCを貸与.

授業計画検討会

写真授業カリキュラムや授業内容をより良いものとするため、定期的に授業計画検討会を実施しています。学生、授業を担当している教員、企業講師、企業の方々、連携大学の先生方、50名以上が参加して熱の入った議論を行っています。
検討会の結果を翌年度以降のカリキュラムや授業内容の改善に反映しています。実際に授業の実施時期を変更したり、授業内容の重複を減らすため授業内容の変更や、新規科目の追加などが行われています。

海外研修報告

ITスペシャリストとして活躍するためには国際性も重要な素養です。国際的 な視野を広げることを目的として、本プログラムの選抜学生が教員の引率の下、 2008年度、2009年度、2011年度とアメリカ西海岸(シリコンバレー)の視察研 修を行いました。世界の最前線で活躍するIT企業の職場を訪問し、オフィス環 境を見学したり、技術者の方々と交流を持とうというものです。