高度IT人材育成のための実践的ソフトウェア開発専修プログラム外部評価

2009年12月15日(火) 高度IT人材育成のための実践的ソフトウェア開発専修プログラムの外部評価を実施しました。筑波大学筑波キャンパス(つくば市天王台1-1-1)において4委員出席の下、プログラムの実施状況説明、教員・学生へのインタビュー、授業見学などが行われ、評価と助言を得ました。

日時:2009年12月15日(火) 10:00〜15:30
場所:筑波大学第三エリアF棟 816会議室

評価委員

鶴保征城氏
(学校法人・専門学校 HAL東京・校長)
久世和資氏
(日本IBM株式会社・執行役員 開発製造担当)
本位田真一氏
(国立情報学研究所アーキテクチャ科学研究系・教授)
山本里枝子氏
((株)富士通研究所 ソフトウェア&ソリューション研究所 ソフトウェアイノベーション研究部・部長)

内容

(1) 委員紹介
(2) 大学代表者挨拶
(清水副学長,大田研究科長,北川専攻長,田中推進室長)
(3) プログラム総括説明(北川専攻長)
(4) 教員インタビュー
(5) 授業見学(組込みOSの設計と内部構造),学生室見学
(6) 学生インタビュー
(7) 実務家教員インタビュー
(8) 総評(鶴保委員)

総合コメント

  • PBL型システム開発、教員の資質向上に関する活動、企業講師へのFD講習会、スキル診断の実施等、様々な工夫がなされており、総合的に高い評価ができる。
  • 授業計画検討会の実施によって、カリキュラム改善に取り組んでおり、PDCAが十分に機能している。
  • 企業から3年間にわたって常勤講師が派遣されていることが、本プログラムに大きく貢献している。今後、プログラムの継続性を担保する観点から、企業側の負担を軽減することが必要である。現大学教員へのスキル移転(プロジェクトマネジメント力等)を行う、パーマネントなポストに産業界からヘッドハントする、等の対策が必要である。

最終評価

当初目標は十分達成され、期待以上の成果があった。

高度IT人材育成のための実践的ソフトウェア開発専修プログラム外部評価