開発した可視化技術あるいは既存の可視化技術を組み合わせることで様々な応用(特にデータ分析)に向けてツールを開発しています。
「ソーシャルネットワーク」とは人(や組織など)の関係を表現したネットワークで、「〜分析」とはそのようなネットワークを分析し、特徴を解明することを意味します。様々な分析手法がありますが、人間の視覚的な認知能力を利用するために、ネットワークを視覚的に表現する機能を備えたツールもいくつか提案されています。ソーシャルネットワークが大規模あるいは複雑になると単にネットワーク図に表現しただけでは、探索や操作が困難になります。そこで我々は、特に(mixi等の)SNSに見られる人間関係のソーシャルネットワークに着目し、ネットワークの主要な構成要素から自在にネットワークを探索できるようなインタフェースを提供することを考えました。開発したツールでは、人、コミュニティ、友人関係それぞれに対するビューを提供し、それらが相互に連携しています。これにより、ソーシャルネットワークを構成する主要な観点から探索することが容易になりました。
論文データを分析することで様々なネットワーク情報(たとえば共著関係、引用関係、共引用関係、書誌結合関係など)を抽出することができます。それらを分析することで興味深い特徴を抽出することも可能です。ここで提案するツールは、そのようなネットワークを自在に扱えるようにすることで、サーベイを支援しようというものです。国際会議論文を対象に、論文、著者、(著者)キーワード、(論文が発表された)セッションのタイトルをノードとするネットワークを構築し(存在すると仮定し)、その一部をインタラクティブに取り出す(構築する)ことで、利用者の関心のある分野のネットワークを提示するものです。図はツールのスナップショットです。たとえば、興味あるキーワードのノードを論文のフィールドにドラッグすることでそのキーワードに関連のある論文をネットワークに追加したり、著者のノードを論文のフィールドにドラッグすることでその著者の書いた論文をネットワークに追加したり、といったことが容易にできます。
「ソーシャルネットワーク」とは人(や組織など)の関係を表現したネットワークで、「〜分析」とはそのようなネットワークを分析し、特徴を解明することを意味します。様々な分析手法がありますが、人間の視覚的な認知能力を利用するために、ネットワークを視覚的に表現する機能を備えたツールもいくつか提案されています。ソーシャルネットワークが大規模あるいは複雑になると単にネットワーク図に表現しただけでは、探索や操作が困難になります。そこで我々は、特に(mixi等の)SNSに見られる人間関係のソーシャルネットワークに着目し、ネットワークの主要な構成要素から自在にネットワークを探索できるようなインタフェースを提供することを考えました。開発したツールでは、人、コミュニティ、友人関係それぞれに対するビューを提供し、それらが相互に連携しています。これにより、ソーシャルネットワークを構成する主要な観点から探索することが容易になりました。