筑波大学システム情報工学研究科コンピュータサイエンス専攻科目一覧
PBL型システム開発B
担当教員
山際伸一 , 早瀬康裕 , 嵯峨 智 , 渡辺知恵美
電子メール 山際伸一yamagiwa@cs.tsukuba.ac.jp , 早瀬康裕hayase@cs.tsukuba.ac.jp , 嵯峨 智saga@cs.tsukuba.ac.jp , 渡辺知恵美chiemi@cs.tsukuba.ac.jp
URL http://www.cs.tsukuba.ac.jp/project/it-lecture/
オフィスアワー 山際 月曜 10:00〜12:00 3F833, 嵯峨 金曜1限 8:40〜9:55 F804
科目番号 01CJ015
分野 専修プログラム
基礎/専門の別
授業形態 講義、演習
開講学期 秋ABC
時限 月5,6随時
教室 3B311
キーワード 実在するまたは仮想的な顧客、ITシステム開発、PBL
Keyword Real or Virtual Customer, IT System Development, Project Based Learning
前提条件 ある程度の社会人基礎力、コミュニケーション力、チーム活動の経験が必要である
学習目標 学生チームが、自律的にPBL (Project Based Learning)形式でプロジェクトを遂行し、 システム開発とプロジェクト運営の中から学びと教訓を得ることができるようになる。

達成目標

本講義を習得することにより、以下の能力を身につけることを目標とする。
  1. 顧客とのコミュニケーションを通じてコミュニケーション力、交渉力を向上する。
  2. チームでプロジェクト活動を行うことにより調整 力、段取り力を身につけることができる。
  3. システム開発のための見積もり、スケジュール化、役割分担、進捗把握、リスクマネジメント、構成管理に関する知識と実践力を身につけることができる。
  4. システム開発のための技術調査、システム開発力 を身につけることができる。
概要 実在するまたは仮想的な顧客の業務課題に対して、それを解決するためのITシステム開発を行う。 ITシステム開発に必要な技術的調査、プロトタイピングを行い、妥当性の確認と実現性の検証を行う。

講義の進め方

本講義は、学生がこれまでに学んだ知識と経験を活かし、学生同士の自律的な演習を通じて、実践的な力を身につける。 学生は、演習と発表および 顧客とのコミュニケーションを通じて、情報通信技術の知識を応用し、具体化することによって、実践力を発揮できるようになる。
授業計画

講義計画

週1回の全15回で構成する。 最終成果物を顧客に納品後の日程で、成果報告会を開催する。 顧客との要件定義に適合したシステム開発を効率よく効果的に推進し、完成度の高いシステム開発を行う。 学生チームがプロジェクト 報告を行い、教員およびTAがアドバイスを行う。

週 授業テーマと内容

  1. 第二イテレーション:プロジェクト活動に必要な課題を提示し、時間内に調査し活動することで開発計画を立てることができる
  2. 第二イテレーション:プロジェクト活動に必要な課題を提示し、時間内に調査し活動することでプロトタイプの設計ができる
  3. 第二イテレーション:プロジェクト活動に必要な課題を提示し、時間内に調査し活動することでプロトタイプの実装ができる
  4. 第三イテレーション:プロジェクト活動に必要な課題を提示し、時間内に調査し活動することで開発計画を立てることができる
  5. 第三イテレーション:プロジェクト活動に必要な課題を提示し、時間内に調査し活動することでプロトタイプの設計ができる
  6. 第三イテレーション:プロジェクト活動に必要な課題を提示し、時間内に調査し活動することでプロトタイプの実装ができる
  7. ここまでに開発したプロトタイプのデモを行うことができる。
  8. 第四イテレーション:プロジェクト活動に必要な課題を提示し、時間内に調査し活動することで開発計画を立てることができる
  9. 第四イテレーション:プロジェクト活動に必要な課題を提示し、時間内に調査し活動することでプロトタイプの設計ができる
  10. 第四イテレーション:プロジェクト活動に必要な課題を提示し、時間内に調査し活動することでプロトタイプの実装ができる
  11. 第五イテレーション:プロジェクト活動に必要な課題を提示し、時間内に調査し活動することで開発計画を立てることができる
  12. 第五イテレーション:プロジェクト活動に必要な課題を提示し、時間内に調査し活動することでプロトタイプの設計ができる
  13. 第五イテレーション:プロジェクト活動に必要な課題を提示し、時間内に調査し活動することでプロトタイプの実装ができる
  14. 顧客からのレビューを得て、システムの効果を定量的に調査することができる
  15. 顧客からのレビューを元にシステムの改修を行うことができる
教科書 教員が紹介または用意する。
参考書 教員が紹介または用意する。
成績評価 各回のプロジェクト報告の発表と質疑応答、成果物により、採点する。
  • 個人点 (計 50%)
    • 週間報告発表 (30%)
      PBL B 期間中に,2回ずつ担当すること
    • 期末レポート (20%)
      成果物の個人担当範囲を説明してください
  • グループ点 (計50%)
    • 最終成果物 (30%) (プログラム、納品関連書類等)
    • 成果報告会におけるグループ発表 (20%)
上記項目の合計で
  • 90点以上〜100点以下 A+
  • 80点以上〜90点未満 A
  • 70点以上〜80点未満 B
  • 60点以上〜70点未満 C
  • 60点未満 D
TF・TA
その他の情報
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