筑波大学システム情報工学研究科コンピュータサイエンス専攻科目一覧
システムプログラミング特論
担当教員
前田敦司、建部修見
電子メール 前田敦司:maeda@cs, 建部修見:tatebe@cs
URL 学習管理システム(manaba)を用いる
オフィスアワー 前田敦司: SB1108 火曜5限,建部修見: 計算科学研究センター304 木曜4限
科目番号 01CH307, 01CJ218
分野 ソフトウェアシステム
基礎/専門の別 基礎科目
授業形態 講義+実習
開講学期 秋AB
時限 月5,6
教室 3B302
キーワード システムプログラミング、システムコール、低水準プログラミング、POSIXスレッドプログラミング
Keyword systems programming, system call, low-level programming, POSIX thread programming
前提条件 C言語によるプログラミングができること。オペレーティングシステム(Unix)に関する基本的な知識があることが望ましい。
学習目標
  1. POSIXシステムにおけるプログラミングモデルを理解する
  2. POSIXの基本的なシステムコールの使用法を理解する
  3. システムレベルのプログラミングを行えるようになる
  4. POSIXスレッドプログラミングを理解する
概要 システムの設計・開発の基礎となるシステムプログラミングについて、実例をあげて講義し、実習を行う。
授業計画
  1. システムプログラミングとは: プログラミングモデル、プロセスとそのコンテクスト システムコールとライブラリ
  2. メモリレイアウト、メモリ管理システムコールと高水準ライブラリ
  3. 各種のI/Oシステムコール、ネットワークと ファイルのI/O
  4. I/Oの多重化技法
  5. プロセスとスレッド、スレッドの同期と排他、 Pthreadプログラミング、 I/Oとスレッド
  6. シグナル、シグナルとスレッド
  7. OS機能の拡張、カーネルモジュール、VFSインター フェース
  8. POSIXスレッドプログラミング
教科書 Web上の資料および実習課題に加え、必要に応じて適宜資料を配布する。
参考書 スティーブンス: 詳解UNIXプログラミング、ピアソンエ デュケーション。
ルイス他: Pスレッドプログラ ミング、オライリージャパン。
成績評価 実習課題のレポートを重視し、出席を加味して評価する。
TF・TA
その他の情報
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