コンピュータサイエンス専攻・社会工学専攻 デュアルディグリープログラム(DDP)のお知らせ

 システム情報工学研究科における下記のデュアルディグリープログラム(DDP)を、平成29年度入学者から実施することになりましたので報告します。

1. 対象となる専攻

◇ 主となる専攻 〔博士後期課程〕システム情報工学研究科 コンピュータサイエンス専攻
◇ 副となる専攻 〔博士前期課程〕システム情報工学研究科 社会工学専攻
                (社会工学学位プログラム及びサービス工学学位プログラム)

2. 趣旨・目的

 現代社会においては、各種データ処理技術、情報工学的技術を駆使しながら、民間・公共両部門の経営や政策に係わる問題を分析・解決できる総合的・学際的知識を兼ね備える人材が求められるようになっています。本プログラムは急速な技術革新・産業構造の変化に対応し得る、基礎から応用まで幅広い視野と研究能力をもち、工学と社会の発展に貢献する研究者・高度職業人の育成に資するものです。
 本プログラムは、システム情報工学研究科コンピュータサイエンス専攻の博士後期課程の大学院生が、システム情報工学研究科社会工学専攻において、社会現象を科学的・工学的に解明し、問題解決を図ることのできる基礎的方法論や、グローバルな視野と科学的思考で企業や公的組織の新しいサービスを創出する素養を身につけること、および、その素養をコンピュータサイエンス研究にも活用する能力を修得することを目的としています。
 これによって該当院生は高度なデータ処理、ビックデータ解析、IoT知識を身につけるとともに、それらを最適なソリューションとして社会実装するマネジメント能力を高めます。将来の職種としては、メーカーやシンクタンク、および公務員におけるプロジェクトリーダーや管理職が想定されます。

3. 取得する学位の名称

博士(工学) 及び 所属する副専攻に対応した学位
社会工学専攻(博士前期課程): 修士(社会工学) または 修士(サービス工学)

4. 選考について

コンピュータサイエンス専攻における入学試験合格時又は1年次在学時

5. 実施時期

平成29年4月

6. 参考

システム情報工学研究科内のDDPは、平成26年度から知能機能システム専攻(博士後期課程)と社会工学専攻(博士前期課程)で実施しています。

【担当】システム情報エリア支援室(大学院教務)

tel
(029)-853-4979
e-mail
sysinfo.kyomu [at] sie.tsukuba.ac.jp