Path: gama!etlcom!kusumoto
From: kusumoto@etlcom.etl.JUNET (Hiroyuki Kusumoto)
Newsgroups: fj.guide.general
Subject: 4.1 Important notice , 4.2 address notation
Message-ID: <TEBIKI88858856455@etlcom.etl.JUNET>
Date: 8 Feb 88 08:42:29 GMT
Expires: 28 Feb 88 00:00:00 GMT
Sender: kusumoto@etlcom.etl.junet
Reply-To: kusumoto@etlcom.etl.junet
Followup-To: fj.junet
Distribution: fj
Organization: Electrotechnical Laboratory, Tsukuba Science City
Lines: 258
Approved: fjnews@junet
Posted:  Mon Feb 8 08:45:59 GMT 1988



                 

<1> 最も重要なこと

メールとは何かもうわかっていますね。もし、メールとは何かがわからなければ、「
2 メールの使い方：初級編」を読んで下さい。


メールを使う際に留意すべきことはいくつかありますが、ここでは、その中でももっ
とも大切なこと2つをあらかじめ書いておきます。なぜこれが重要かは、この章を読
んでいく間にわかっていただけると思います。



 
 アドレスを間違えないこと  
  
 自分の  JUNET でのアドレス表記はなにか知っていますか？  
 相手のアドレスは確認しましたか。不確かなままで送らないように。  
 海外にメールを出すときには、さまざまな制限があります。あなたの属している組
織からは、海外にメールは出せないかもしれません。また、仮に出せるとしてもアド
レスの書き方が異なっているかも知れません。詳しくは、4.5 を熟読するとともに、
あなたの組織の状況について、あなたの計算機のポストマスターにたずねてみてくだ
さい。  
 
 あまり大きなファイルを送らないこと  
  
 メールの運搬にはコストがかかっています。仮に直接あなたに料金が請求されなく
ても、誰かがどこかでお金を払っています。また、お金が問題でないとしても、大き
なファイルを送る時には、 JUNETのサイト間の通信回線が長い時間占有されますから
、それだけ他の人に迷惑をかけます。  
 「大きな」というのがどれくらいのサイズをさすかは、場合によって違います。一
般論としては、50KB 以上のファイルは送らないようにしましょう。（これは、50KB 
以内にすればよいということではありません。1MB のファイルも20個に分割すれば、
他人には気付かれないかもしれません。でも、それはMTあるいはディスケットに入れ
て郵便で送るべきです。また、50KB でも大きすぎると考えている人も多いというこ
とを理解してください。）  
 



【参考情報】  
  
 これまでの経験では、普通のメールの大きさはだいたい 1通 2KB 位と考えてよいと
おもわれます。標準の端末の 1画面 25行分くらいメッセージを書くと、1KB位のサイ
ズになります。  
 1200 ボーのモデムを使うと 50KB の転送には10分弱かかります。2400ボーでも 5分
はかかります。  
  JUNET ではメッセージはバケツリレー的に転送されますから、かりに 1通のメール
の転送に10分かかったとしたら、目的地につくまでには、全部で 10分×（中継サイ
トの数+1）だけの時間がかかります。  
 


 くりかえします。
 
  
  アドレスを間違えないこと  
  大きなファイルを送らないこと 


この 2点です。これが守られないとあなただけではなく、他の人のメールのすみやか
な運搬ひいては、  JUNET 全体の活動に悪い影響がおよんでしまいます。



<2> アドレスに関する説明





<2,1> JUNETでのアドレス表記の仕方の概略



 JUNET の利用者は、  JUNET におけるアドレスを少なくとも一つは持っているはず
です。それはたとえば、 
   minako@nttlab.ntt.junet
   jun@tansei.cc.u-tokyo.junet
のように書かれます。ここで、 
   minako は、ユーザ名（利用者に固有の名前）
   nttlab は、ホスト名（そのメールを読む計算機の名前）
   ntt は、ドメイン名（その人の属している組織名が使われる）
   junet は、トップドメイン名（JUNET の全てのサイトに共通）


なお、2番目の例にあるように、ドメインが細分化されていくつか並べてあることも
あります。

一般的な形で書くと、次のようになります。 
        user@site.dom_1.dom_2.*.dom_n.junet
                  -------------------
                        複数可
このアドレスは、 JUNET に属している計算機ならば解釈可能（なはず）です。した
がって、 JUNET に属している計算機同士でメールをやりとりするためには、このア
ドレスを知っていさえすればよいのです。


【注意】  JUNET 以外（たとえば海外のサイト）にメールを送るときには、相手のア
ドレス、自分のアドレスの表記の仕方が異なることがあります。相手がどこかによっ
て異なるだけでなく、自分がどのような組織（たとえば大学か企業か）に属している
かによっても異なりますので、注意して下さい。
海外とのメールのやりとりに関する注意事項は、4.5で詳しく説明します。 




<2,2> JUNET におけるアドレスの表記と解釈について: 6.2J




【当面、日本国内の相手とのみメールのやりとりをしようと考えている人は、この項
は読み飛ばされても結構です。海外へメールを出すようになったときや、アドレスの
解釈の仕方がわからなくなったときなど、必要に応じて参照してください。】 


現在  JUNET で使われているアドレスが正式にはどのように記述され、解釈されてい
るかを述べた文章です。現在おもに利用されているルールは 6.2J 版のものです。 1
987年 11月に 6.3J が配布されましたので、今後多くのホストが 6.3J を利用するよ
うになるでしょう。ここで記述されたことはそのまま 6.3J でも適用されます。



<2,2,0> 概 要

  JUNET は階層的なドメインの概念に基づいた名前指定法を採用しており、すでに 4
.9, 6.1 と二つのバージョンのsendmail 用のルール生成系を用いてきた。  JUNET 
の国際的な位置づけを考え、特に CSNET などの海外ネットワークとのメッセージ交
換の便を考慮し、アドレス解析ルールを改良し、バージョン 6.2 のルール生成系を
リリースすることになった。ここでは、この新しい解析ルールにおけるアドレスの指
定方法、及びその解析の概要を解説する。なお、本文は純粋に技術的な側面について
述べたものであり、 JUNET 以外のネットワークへのメッセージについては、課金な
どの問題があり、だれでもそのリンクを用いてメッセージを送信してよいということ
ではないことに注意されたい。



<2,2,0> 1.  基本形



 JUNETの名前指定において、'@' を基本演算子として用いる。その基本形は以下の通
りである。

     <local_name>@<domain_name>

ここで、<domain_name> の部分は、階層的なドメイン構造による名前であり、 JUNET
 内での宛先となるシステムを一意に決定する。 <local_name> の部分は、目的のド
メインに到達するまではなんらの解釈も行われず、
 <domain_name> で指定されるドメインの名前解決担当システムが、その解釈を行う
。

この基本形におけるもっとも簡単な名前の例は以下のものである。


     user@dom


以下、user はユーザ名、dom はドメイン名、sys はシステム名、net はネットワー
ク名をそれぞれ表現する一般的なシンボルとする。



<2,2,0> 2.  基本形の拡張



 JUNETとゲートウェイによって接続された他のネットワーク、あるいは sendmail を
持たないシステム上のユーザを宛先とする場合、先に示した <local_name> の部分が
拡張される。即ち、バージョン 6.2のルールにおいて
 <local_name> の部分の表記に使用可能な文字は以下に示すものである。


  
 ユーザ名、システム名、ドメイン名、ネットワーク名等の名前識別用の文字列（英
数字及び '-', '+', '_' からなる）  
 UUCP ベースのアドレス指定用の特殊文字 '!'  
 ドメインベースのアドレス指定用の特殊文字 '%' および '.'  
 その他、対象ネットワークでのアドレス指定用の特殊文字 


 以上の文字を使用した場合のアドレスの例を以下に示す。 
  
 sys!user@dom.junet
ドメイン "dom.junet" における担当システムまでメッセージが転送された後、その
システムによって "sys!user"なるアドレスとして解釈される。この場合は UUCP 形
式であるため、"sys" なるシステムの "user" に対してメッセージが転送される。

 
 user%dom_A.net@dom_B.junet
 "dom_B.junet" において "user@dom_A.net" へのメッセージであると解釈される。
この際、'%' 記号は '@' 記号に変換され、"user@dom_A.net" として解析を行う。こ
の表現における"dom_B.junet" の部分は即ち宛先ネットワークに対する JUNET 内の
ゲートウェイを指定している。（但し従来通り、著名なネットワークに対してはゲー
トウェイシステムの指定を必要とせず直接"user@dom_A.net"の表現を用いてのメッセ
ージの転送が可能である。）

 
 user%dom_A.net_A%dom_B.net_B@dom_C.junet
  JUNET 内のゲートウェイ"dom_C.junet" にて "user%dom_A.net_A%dom_B.net_B" が
解釈されるが、この際、もっとも右側にある'%'記号が'@'記号に変換される。即ち、
"user%dom_A.net_A@dom_B.net_B' として解析が行われる。この表現は、 JUNET と直
接リンクのある"net_B"を通じて "net_A"にメッセージを転送する場合のものである
。また、一部のネットワークに対しては、 JUNET内のゲートウェイを指定せず、
  user%dom_A.net@dom_B.net_B
と記述することも可能である。

 
 sys!user%dom_A.net_A@dom_B.junet
 "dom_B.junet" にて"sys!user%dom_A.net_A" を "sys!user@dom_A.net_A" に変換し
て、"dom_A.net_A" を評価してメッセージの転送を行う。但し、メッセージを転送さ
れたネットワーク側で"sys!user@dom_A.net_A" の解釈をどの様に行っているかにつ
いて十分な注意が必要である。 




<2,2,0> 3.  UUCP 形式のアドレス表現

バージョン 6.2 のルールでは、UUCP 形式のアドレス表現内にドメイン表現を折り込
むことを可能にしている。つまり、 "user@domain" を "domain!user" として表現す
ることができる。ここで、"host!user" の表現と区別するために、domain には少な
くとも1つの '.' を含まなければならない。そこで、"user@junet" という記述は、"
junet.!user" のように、ドメイン名の後に '.' を付けることで区別する。

例えば、
  sys_A!dom.junet!sys_B!user なる表現が用いられた場合、メッセージは先ず "sys
_A" に転送される。"sys_A"では宛先アドレス "dom.junet!sys_B!user" に対して、
この表現を標準形式に変換して解釈を行う。即ちこの例では、宛先アドレスは "sys_
B!user@dom.junet" として解析される。

 この機能により今までドメインベースのアドレスが使用できなかった sendmail を
持たないシステムからでもドメイン名を折り込んだアドレスを用いてメッセージを転
送することが可能となった。この場合の一般的なアドレス形式は以下の通りとなる。


  <もっとも近いsendmailを有するシステムまでのpath>!<ドメイン名>!user




<2,2,0> 4.  最後に

今回リリースされるバージョン 6.2 ルールにおいては、これまで不明瞭な部分の多
かった '!' と '@' の取り扱いや  JUNET 以外のネットワークとの関係に対しそのア
ドレス体系を明瞭にした。ここで取り上げた規則は国際的な取り決めに従ったもので
あり、今後大きく変化することはないと考えられる。今回のリリースでは、'@', '%'
, '!' 以外の演算子を用いるネットワーク（DECNET, EAN, COSAC など）へのメッセ
ージ交換については対処していない。これらについては、次のリリースに取り込まれ
ると考えられる。

出典
   JUNET におけるアドレスの表記と解釈について(6.2J)
   村井純、田中啓介、加藤朗、篠田陽一
